2007年 09月 26日
ノマディック美術館『ashes and snow』を観て
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全ての窓は全開だがやはりバイクの感覚とは違う。思い出したのは静かな街に滑り出すときのあのちょっとした高揚感だ。
仕事ではない。遊びでもない。水門を見に行くとか深夜営業のドーナツショップで珈琲を呑むとか、そんな些細な目的のためにこんな朝早くから飛び出す、誰かに話したら馬鹿じゃないのって云われるようなことを楽しんでるようなあの感覚だ。
青山墓地を抜け赤羽橋を右折し台場に走らせた。
152個の貨物コンテナとテント膜でできた一見倉庫のような建物、グレゴリー・コルベールの『ashes and snow』展のために坂茂が設計した仮設の美術館はまだ朝陽に照らされていなかった。
数日前、家族とともに訪れてはいたが、朝陽を浴びる姿を観たいという思いだけのためにやってきてしまったのだ。
本文はホームページで
by siteplan-archi
| 2007-09-26 06:18
| 建築,art