2007年 10月 29日
不完全甘柿
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写真左から、
不完全甘柿/平核無(ひらたねなし)柿/西条(さいじょう)柿/不完全甘柿の渋柿
「不完全甘柿」はもちろん名称ではなく、種別の総称。柿は「完全な甘柿」「渋柿」そして両者の中間的存在である「不完全甘柿」に大別できる。
面白いのは、写真の甘柿と渋柿は同一の樹から採れたということ。
柿は、みかん/りんご/なし/ぶどう に次いで出荷量の多い果物だ。このうち日本原産は梨と柿。みかん類では温州みかんのみ。柚や橙は日本的な感じがするがインド原産である。
こんなことを書くと、柿好きに思われるかもしれないが、私は自ら進んで柿を食べることはしない。果物全般好きだと信じているが、酸味の無い果物にはあまり手を出さない。だから、柿についても詳しくない。これらの知識は、相棒と相棒の図鑑によるものなのである。
その相棒によると、写真両サイドの柿は「豊岡」ではないかとの話しである。
「鶴の子」や「堂上蜂屋」にも似ているように見えるが、私にはその違いはわからない。
豊岡は京都府原産の不完全甘柿で、確かに、送られてきたのは京都の八木からである。しかも裏庭に自生してるものをもいだというから、そうなのかもしれない。
柿についてはわからない事だらけであるが、日光に当てると美味しくなる、ということだけは知っている。
果物やきのこ類はもちろんのこと、野菜も陽に当てると旨くなる。
by siteplan-archi
| 2007-10-29 09:56
| 食,酒