2010年 06月 14日
Salonのある家-7 建前/鳶職人
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家をつくるのは大工さん、というのが一般的な認識だとは思いますが、着工から2〜3週間の間は、大工さんの登場はありません。
では、それまでは誰が工事を進めているのか?と云えば、鳶(とび)と呼ばれる職人さんになります。
建前以前の土工事、基礎工事、建方を鳶職人が、建前よりあとを大工さんが受け持ちます。
建前(たてまえ)は木造住宅の骨組みをいっきに建てる日ですが、その日は、鳶と大工が一緒に力を合わせ建ててゆくとともに、鳶から大工への引継ぎの日でもあるわけです。
鳶は字からも想像つくように、高い所で作業をするので、その名がついたと云われています。
江戸時代では町火消し人足も兼ね、町内各家の松飾りや祭礼の用意もしたとのことです。
鳶の長を頭(かしら)大工の長を棟梁と呼びますが、頭のなかには火消しの末裔らしく?気の荒い人や外見上ちょっと近づき難い雰囲気の人もいました。強面で剃り込み。ちょび髭の先端は尖ってるとか、パンチパーマにサングラスなど、街で会ったらゼッタイに眼を合わせられないと云った感じですが、話すと結構気さくで呑み込みも早く、部下からの信頼も厚い。こうゆう人がいると現場も締まり、いい仕事に繋がってゆきます。
もっとも最近では、良くも悪くもフツーな人が増え、この手の頭は絶滅危惧種なのかもしれませんが・・。
では、それまでは誰が工事を進めているのか?と云えば、鳶(とび)と呼ばれる職人さんになります。
建前以前の土工事、基礎工事、建方を鳶職人が、建前よりあとを大工さんが受け持ちます。
建前(たてまえ)は木造住宅の骨組みをいっきに建てる日ですが、その日は、鳶と大工が一緒に力を合わせ建ててゆくとともに、鳶から大工への引継ぎの日でもあるわけです。
鳶は字からも想像つくように、高い所で作業をするので、その名がついたと云われています。
江戸時代では町火消し人足も兼ね、町内各家の松飾りや祭礼の用意もしたとのことです。
鳶の長を頭(かしら)大工の長を棟梁と呼びますが、頭のなかには火消しの末裔らしく?気の荒い人や外見上ちょっと近づき難い雰囲気の人もいました。強面で剃り込み。ちょび髭の先端は尖ってるとか、パンチパーマにサングラスなど、街で会ったらゼッタイに眼を合わせられないと云った感じですが、話すと結構気さくで呑み込みも早く、部下からの信頼も厚い。こうゆう人がいると現場も締まり、いい仕事に繋がってゆきます。
もっとも最近では、良くも悪くもフツーな人が増え、この手の頭は絶滅危惧種なのかもしれませんが・・。
by siteplan-archi
| 2010-06-14 12:37
| 建築,art